意外と知らない!外構工事の「レベル」とは?
2024/06/28
こんにちは!松阪市にある外構工事の専門業者、外構工事専門店コイデです。外構工事においては、「レベル」という概念が特に重視されます。デザインや機能性といった要素は意味や基準が分かりやすいと思いますが、「レベル」に関しては、そもそもの意味や良し悪しについて理解している方は少ないように感じます。そこで、本記事では、外構工事で重要になる「レベル」という考え方について、その定義についてご説明したあと、実際の施工時にそのような点を意識する必要があるのかを具体的に解説致します。
目次
レベル=土地の高さ・傾斜
外構工事の業界において、「レベル」という言葉は施工のクオリティを表すわけではありません。外構工事におけるレベルとは、土地の高さや傾斜といった要素を意味します。土地の高さや傾斜を調整することは、外構工事の外観上の仕上がりを美しくするという効果だけでなく、機能性や安全性の面でも重要な意味を持つものになります。以下では、外構工事のレベルについて、実際に施工する際にどのような工程や対策があるのかについて解説致します。
地面を平らに
地面の高低差や傾斜をそのままにしていくと、段差に足を引っかけて転倒するリスクがあったり、歩行や車での通行が不便になる等、日常生活を送るうえでのデメリットが非常に多くなります。このような問題を放置しておくと、小さな不満やストレスが積み重なり、お住まい自体への愛着が薄れていく原因にもなります。そこで、外構工事では、レベル調整の一環として土地の埋め立てや切土・盛土をすることで、地面を平らにしたうえで施工します。こうすることで、歩行や通行のしやすい空間にするだけでなく、外構設備を設置する際に基盤が安定するといったメリットも発生します。外構工事を依頼する際は、実際に生活することを想定したうえで、段差や傾斜が極力生まれないように専門業者と協力しながら設計をしていきましょう。
排水性を改善する
地面の傾斜の角度によっては、雨水や生活排水が1か所に溜まるようになり、その部分の地盤が緩んでしまったり、周辺の建物や設備の腐食の原因になる等のデメリットが生じるケースがあります。そこで、外構工事においては、レベルを変えることで適切な排水経路を確保し、外構設備や生活空間に悪影響が出ないようにする必要があります。この場合、地面の勾配を完全になくすのではなく、1~2%ほどのごく自然な勾配をつけて、水が設計上適切な方向に流れるようにすることがポイントになります。測量計等の専用の機器を使い、細かく角度を調節する必要があるため、確かな技術のある専門業者に工事を依頼しなければなりません。
植栽の配置
先述したように、外構工事によってレベルを調整することは、その土地の性質や排水性と相互的に関連しています。そこで、植栽やガーデニングといった植物に関連した外構設備を取り入れたい場合は、レベル調整によって植物の生育が阻害されることがないように注意する必要があります。また、植栽する際には、景観や日当たりといった要素も考慮した配置・デザインにすることが重要になるため、高低差や段差を補正し、整備・メンテナンスのしやすい土地にするレベル調整はもはや欠かせない作業といっても過言ではありません。植栽やガーデニングを導入する主な理由はデザイン性や美観の面にあるため、土地のレベルも考慮して適切な配置をするように気を付けましょう。
まとめ
外構工事において、「レベル」とは、土地の高低差や段差、傾斜を示す専門用語になります。このような地面のバランスの悪さを放置してしまうと、全体の外観が違和感のある仕上がりになってしまうだけでなく、機能性や安全性といった実生活に重要な部分にも支障をきたすおそれがあります。そのため、外構工事の対象となる土地に高低差や段差、傾斜がある場合は、その土地のレベルを調整しておくことが必要不可欠になってきます。具体的には、土地をできる限り平坦にしたうえで、排水性を維持できるようにわずかな傾斜と排水経路は確保しておくといった内容です。こうすることによって、通行の際の利便性やメンテナンスの容易さといったメリットが生まれる反面、専門的な知識や技術、特殊な器具を用いて施工をしなければかえって状況が悪化してしまうというリスクも発生してしまいます。このような事情をふまえると、外構工事のレベルの調整に関しては、経験と信頼のある地元の専門業者に依頼することが必要です。外構工事専門店コイデも、松阪市の皆様から信頼される業者を目指して日々成長していきますので、是非一度ご連絡ください!
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外構工事専門店コイデ
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