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プロが解説!外構工事の「はつり」とは⁉

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プロが解説!外構工事の「はつり」とは⁉

プロが解説!外構工事の「はつり」とは⁉

2024/07/21

こんにちは!松阪市を拠点に外構工事を行っている専門業者、外構工事専門店コイデです!皆さんは、外構工事に関するキーワードで、「はつり」という言葉を聞いたことはありますか?「はつり」とは、コンクリートや石材などの比較的硬い素材を削る・除去することを意味する言葉であり、外構工事の業界ではよく使われる専門用語です。はつりという作業自体は、既存の構造物を撤去したり、新しい設備を設置する前の準備をしたりといった場面で行われるため、かなり親しみやすいものとなっています。しかし、外構工事で広く浸透している作業であるにも関わらず、その目的や施工時の注意点に関しては、一般的にあまり知られていないのが現状です。そこで、本記事では、外構工事においてはつり作業を行う意義について具体的にご紹介したうえで、実施に工事を行ううえでの注意点を専門業者の立場から分かりやすく解説致します。

目次

    はつり作業の目的

    はつり作業の目的としては、主に下記の3点が挙げられます。建材を削るという作業の性質上、かなり強いニーズがあってはじめて実施されるものになります。

    既存構造物の撤去

    コンクリートや石材で作られた外構設備は、建材の硬さだけでなく、その重さや基盤の頑丈さも相まって、撤去することが非常に困難になるケースが多いです。しかし、コンクリートや石材も経年劣化が進行するため、老朽化した設備を新しいものに交換しなければならないというニーズが発生することがあります。その際に、既存の外構設備をはつり作業で削りながら撤去することで、既存の外構設備をスムーズに新しいものと交換することを可能としてくれます。

    設備の設置

    コンクリートや石材といった硬い素材が使われるのは、構造物だけではありません。多くの現代型住宅において、耐久度が高くメンテナンスの手間のかからないコンクリートや石材は、外構空間を舗装するための床材のような役割を果たしています。ここで問題になってくるのが、水道管や電気配線などの地下に設置すべき設備を導入したい際に、舗装の耐久性の高さが仇となり工事が上手く進まないということです。この難点を解決するには、はつり作業で地面の舗装を削り水道管や電気配線を設置できるようにする必要があります。

    修繕作業

    コンクリートや石材といった建材は、雨風などにさらされ続けることで経年劣化が進行し、ひび割れなどの損傷が発生してきます。このようなダメージは、美観に悪影響を与えるだけでなく、外構設備や舗装の持つ本来の機能性も損なうため、早急に修繕作業を行う必要があります。しかし、損傷箇所だけでなく全体的な交換が必要となると、費用面の問題もあり中々施工に踏み切れないことも多いです。そこで、はつり作業で損傷部分のみを除去し、部分的な補修をすることで、より効率的かつ手軽な修繕作業が可能となります。

    作業時の注意点

    トラブルに巻き込まれないために

    安全対策を徹底する

    はつり作業は、硬い建材を機械を使って削る関係上、鋭利な形状の破片や人体に有害な粉塵が発生することになるため、作業員はもちろんのこと、通行人や近隣住民に危険が及ばないように安全対策を徹底しておかなければなりません。また、工事中は機械が建材を削る際に騒音や振動を発生させるため、近隣住民に迷惑をかけてトラブルに発展してしまうリスクがあることにも注意し、工事時間を調整するなどの気配りをして工事業者とも協力しながら自身でリスクを回避しましょう。

    工具を適切に使う

    外構工事において、使用する工具のクオリティは仕上がりの良し悪しに多大な影響を与えますが、はつり作業も例外ではありません。軽作業の場合には小型のエアハンマー、重作業の場合には大型のジャッキハンマーといったように、作業の規模や内容にあわせて適切な工具を選んで工事を行う必要があります。また、定期的にメンテナンスされた工具でなければその性能を十分に発揮することができないため、丁寧に道具を管理している信頼度の高い専門業者に工事を依頼することも重要になってきます。

    計画的に作業を行う

    はつり作業は手間や労力がかかるだけでなく、騒音などで住環境や周囲の人々に与える影響も大きいため、手順や段取りを入念に確認し計画通りに工事を進めていく必要があります。また、はつり作業も外構工事の一種になるため、雨天などの天候不良により施工が困難になるケースも少なくありません。そのため、季節や天気予報なども参考にしながら、できる限りイレギュラーが発生しない形で工事を依頼するような工夫を凝らすことも重要なポイントになってきます。

    まとめ

    外構工事における「はつり」作業は、耐久性の高さと引き換えに改修工事や交換の容易さを失ったとされていたコンクリートや石材といった建材をより使いやすくするという観点からも非常に重要な意味を持つものです。そのため、ポイントをおさえた施工により、耐久性が高いうえにメンテナンスや交換もしやすい機能性溢れる外構設備を設置することが可能になります。松阪市ではつり作業を駆使した有意義な外構工事をお求めの方は、外構工事専門店コイデまで是非一度お問い合わせください!

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    外構工事専門店コイデ
    三重県松阪市中ノ庄町1381
    電話番号 : 0598-56-2622


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