知っておきたい！外構工事で壁をつくる理由！

こんにちは！松阪市にある外構工事の専門業者、外構工事専門店コイデです。皆さんは、外構工事の際に、壁の建て方やそのデザインについて考えたことはありますか？外構工事では、敷地内の空間と道路との間に壁を設けることが多いですが、玄関デザインやガーデニングに目が向きがちなせいか、工事を依頼する段階ではあまり注目されていません。一言で「壁」と言っても、その実態は、フェンス状のもの、コンクリートブロック状のもの、留め石状のシンプルなものといった様々な種類があります。そして、そのどれもが外構工事上重大な役割を担っています。本記事では、普段あまり注目されない外構工事で建てる壁についてその役割をご紹介していきます。

外構工事において壁を設置することで、外構空間をより機能的なものにするだけでなく、デザイン面でも一定の効果が期待できます。また、壁を構築するための素材には様々なものがあり、それらの性質もよく理解しておくことで、お住まいの雰囲気や自身の要望に沿った仕上がりにすることも可能です。以下では、施工方法や素材といったクオリティ面で重要になる要素についても触れながら、外構工事で壁を設置することのメリットについてご紹介します。

外構工事で壁を設置する大きな目的の一つに、道路側からの視線を防ぎ、セキュリティを向上させることで、防犯レベルの高い生活空間にするというものがあります。ここで、防犯レベルを徹底的に強化する方向性でいくのか、防犯レベルの向上を壁を設置する第一目標としながらも、オシャレな外観といったデザイン面とのバランスを取りにいくのかで、大きく設計・施工の方針が変わります。前者の場合であれば、コンクリ－トブロックで外から中の様子が一切見えない仕様にし、後者の場合であれば、メッシュフェンスで完全には視界を遮らないものの、確実に侵入抑止、セキュリティ機能の向上になる仕様にしていきます。また、施工で使われる素材に関しても、耐久性や視線を完全に遮断することを重視するならコンクリート等の人口素材、景観との調和やデザイン性を重視するなら、木材等の天然素材やカラフルなレンガを使うといったように、外構工事の方向性によって変わってくるので気をつけましょう。

外構工事について考えるにあたり、デザイン面は避けては通れない重要な課題になってきますが、壁を設置することによって、その課題を解決するのに大きく役立つ場合があります。具体的には、ガーデニングや植栽の部分に力を入れていて、自然と調和した緑を感じられる外構空間を希望される方には、木材を使ったフェンス状の壁を設置したり、建物のカラーリングも含めて、温かみのある優しいデザインにしたいという方には、暖色系のレンガで壁を作るといった施工がこれに該当します。壁は外構空間の中でも外側の比較的目立つ箇所に設置することも多いため、デザインにこだわることで外観イメージの理想化に大変役立ちます。一方で、外構空間全体やお住まいとデザイン上でミスマッチが起こってしまった場合は、かえってデザイン性を損なうこともあるため、外構工事の専門業者とも相談しながら間違いないデザインで設計しましょう。

外構空間は、隣接している住宅との境界が曖昧になってしまうこともあり、植栽やゴミが境界からはみ出ていたこと等が原因で、ご近所トラブルに発展してしまうケースもあります。外構工事で壁を設置することは、そのようなトラブルを防止する観点からも非常に有効といえます。具体的には、外構工事で敷地の境界部分に壁を設置することで、自身の敷地と隣家の敷地を明確化してお互いが敷地外に干渉しないように視認性の高い基準を持って生活できるようになります。また、壁自体が植栽やゴミが敷地外に飛散したりはみ出したりすることを防ぐ役割も期待できるため、非常に有益な外構設備になるといえます。ただし、設置時には、あくまで敷地内に壁を設置する必要があり、壁そのものを敷地からはみ出たところに設置しないためにも、事前に敷地の境界部分について近隣住民と再確認しておくことがオススメです。

外構工事で壁を設置することには、防犯やデザインの観点だけでなく、近隣住民とのトラブルを防ぎ、快適かつ安心できる生活を送るためには非常に重要になってきます。ただ、壁を設置することによるメリットを最大化させるには、経験や技術のある外構工事の専門業者の判断・施工がどうしても必要になってくるという点には注意が必要です。松阪市でお住まいやご希望にあった壁を外構工事で設置したいとお考えの方は、外構工事専門店コイデまで是非一度お問い合わせください！