意外!外構工事でバラスが必要な事情とは!?
2024/07/16
こんにちは!松阪市にある外構工事の専門業者、外構工事専門店コイデです。皆さんは、外構工事に関して様々な素材が使われていることはご存じかと思いますが、その中でも、とりわけ「バラス」というものについては耳にしたことはありますか?コンクリートやアスファルトといった素材と同様に多くの外構空間で利用されるバラスですが、その認知度は高くないのが現状です。そこで、本記事では、外構工事で使われるバラスの定義について確認したうえで、実際に施工で用いる場合のメリット・デメリットについて、外構工事の専門家の視点から解説致します。外構工事を検討されている方は、バラスについて理解を深めて頂き、打ち合わせ等の参考にしてもらえたらと思います。
目次
バラス=グレーの砕石
外構工事で使われるバラスとは、自然石を砕いて細かくした砕石のことを意味します。見た目の特徴としては、粒のサイズは10mm~50mmのものが多く、色はグレーのものが多いといったことが挙げられます。バラスが使われている設備のなかで最も代表的なものは、電車の線路の下の部分の砂利になります。線路の下の砂利というと、皆さん一度は見たことがあるのではないでしょうか?また、バラスの使用用途は、他の外構工事の材料と同様に、素材としての性質を考慮したうえで決められています。以下では、外構工事におけるバラスのメリット・デメリットや、実際にそのような施工で使われているのかについてご紹介します。
メリット
排水性と安定性
排水性が高い
バラスは自然石でできた素材であるため、土や木材と比較すると、水分を吸収することがなく、水分が原因の腐食が発生するリスクは低いです。このような排水性の高さを活かして、バラスは排水層や花壇や植栽周辺の地面の舗装に利用されることが多く、水はけの良い快適な土地づくりを可能とします。しかし、バラスはグレーを基調とした比較的無機質なデザインの素材であるため、花壇で植栽で利用する場合は、景観や理想とするデザインを配慮したうえで計画的に施工していく必要がある点には注意しましょう。
安定性が高い
バラスが天然石を人の手で砕き、一定基準のサイズに加工されたものであることから、高い安定性が求められる外構工事に必要な素材デザインの統一性を有しているものであると言えます。また、バラスは耐久性も比較的高い素材だと判断できるため、上からの負荷がかかる道路・通路の下地や基礎の舗装に使われることが非常に多いです。バラスが路盤剤や下地材として真価を発揮することで、安定した通路・過ごしやすい外構空間を実現することができます。
デメリット
メンテナンスの手間
散乱のリスク
バラスは天然石を砕いた砂利であるという性質上、施工の際には運搬や設置がしやすく便利です。しかし、その反面、長年使用していると、粒が様々な箇所に散らばってしまい、機能性やデザインを損なうだけでなく、メンテナンスの手間も増やしてしまうという結果を招くことがあります。そのため、定期的なメンテナンスだけでなく、施工時に転圧して密度を上げておく等の対策をしておくことがオススメです。
雑草が繁茂することがある
バラスは天然石が原料であり、排水性も高いという性質から、単純に敷き詰めておくだけで雑草は生えてこなくなると誤解されがちです。しかし、実際のところは、バラスの粒と粒の間から雑草が繁茂することも多く、雑草対策も別途必要な素材になります。具体的な対策方法としては、バラスの下にあらかじめ防草シートを敷いておくといったものが主流になります。舗装していない地面よりは数が少なく、根も細いものが多いとはいえ、除草には手間と費用がかかるため、長期的に過ごしやすい生活空間を実現するためにも、雑草に関しては入念に対策をしておきましょう。
まとめ
外構工事では、天然石を砕石した「バラス」という素材がよく使用されており、排水性や安定性の面からも、コンクリートやアスファルトといった人口素材と並んで主に舗装工事でメリットを発揮することができます。その一方で、メンテナンスに関しては、砂利の散乱や雑草の繁茂といった面倒な事態が発生してしまうこともあり、施工時の工夫と丁寧なメンテナンスの両方が要求される素材であるともいえます。このようなバラスの外構工事上のメリット・デメリットを理解したうえで、信頼できる外構工事の専門業者を選んで施工を依頼しましょう。松阪市でバラスを使った丁寧で仕上がりの良い外構工事をお求めの方は、外構工事の専門業者である外構工事専門店コイデまで是非一度お問い合わせください!
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外構工事専門店コイデ
三重県松阪市中ノ庄町1381
電話番号 :
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