知って安心！外構工事でモルタルを使うメリットと注意点！

こんにちは！松阪市にある外構工事の専門業者、外構工事専門店コイデです。

外構工事には、施工する設備やその用途に応じて様々な素材が使われます。その中でも、「モルタル」という素材が、近年よく使用されるようになり注目されています。しかし、モルタルという言葉を聞いても、どのようなものを指すのか分からない方も少なくなく、使用することでそのようなメリット・デメリットがあるのかの知識までは広く世間に浸透していないのが現状です。そこで、本記事では、外構工事における「モルタル」とは何なのかについてご説明したうえで、実際に使用する場合のメリット・デメリットについてプロの視点から解説致します。これから外構工事をお考えの方は、是非参考にしてみてください！

外構工事で使用されるモルタルという素材を一言で説明すると、セメントに適量の水を加えたうえで、粒子のサイズが直径5ミリメートル以下の砂を混ぜて練り上げたものです。モルタルは建築素材としてコンクリートやアスファルトと同様に広く使われますが、外構工事における主な用途としては、地面の舗装の仕上げやタイル・レンガの目地材、塗装の際の下地材になります。以下では、モルタルを使用する場合に、他の素材と比べてどのようなメリットがあるのか、また、施工時にどのような点に注意しなければならないのかについて具体的にご紹介します。

モルタルは、コンクリートと比較してより粒が細かい砂を配合して作られるため、無骨さが軽減され雰囲気が軽くなります。また、施工時や塗装時に様々な工夫をすることによって、デザインを大きく変えることが可能です。このようなデザインのバリエーションの豊富さは、他の人口素材を使用した場合では中々実現が困難であるため、外構工事でモルタルを使用する大きなメリットになります。ただ、モルタルのデザインには高度な技術が必要になるため、信頼できる外構工事の専門業者に正確に依頼し、間違いのない施工をしてもらうことが重要であることも意識しておかなければなりません。

モルタルは、セメントが含まれている人口素材になるため、木材や石材といった天然素材と比べると衝撃に強く、雨風による劣化も少ないため、耐久性に優れている点も魅力のひとつです。また、セメント・水・砂から構成されていることからも分かるように、耐火性のある燃えにくい素材であると言うこともできます。特に、都市部の住宅においては、防災のために「防火構造」や「耐火構造」が求められているという現状を考慮しても、外構空間を火災に強くするモルタルの使用は大きな価値があります。

モルタルの原材料である砂・水・セメントは比較的安価で揃えることが可能であるため、モルタル自体もそこまで高い費用をかけることなく使用が可能です。これにより、外構工事の予算を圧迫することなく、舗装や下地材といった広範囲の工事を無理なく行うことができます。ただし、モルタルも他の素材と同様に、種類やデザイン、施工方法にこだわって使う場合には工事費が相場より高くなることがあるため、業者とも相談しながら、費用面と完成度の両方で納得できる外構工事を目指しましょう。

モルタルがいくら頑丈な素材といえども、メンテナンスを定期的に行わない場合は、経年劣化が進行していきます。特に、セメントを固めて作られている性質上、ひび割れには十分な注意が必要になります。ひび割れが発生することにより、モルタルが剥がれたり崩れたりするだけでなく、カビの繁殖の原因にもなります。外構設備の機能性やデザインを損なう前に、定期的なメンテナンスでひび割れがないか確認し、必要に応じて修繕工事を依頼しましょう。外構工事のクオリティを上げるためにも、この点は意識して設計や施工を確認することが重要です。

モルタルは、セメントや砂に混ぜる水の量が重要な素材になるため、雨天等で予期せぬ水分が混ざってしまうことで出来上がりの段階でひび割れがあったり、上手く固まらず外構工事に使えないものになってしまいます。そのため、雨天時は基本的にモルタルを使用した施工は中止する業者がほとんどのため、工期が後ろ倒しになってしまう点に注意しておく必要があります。外構工事を依頼する時期や納期までの期間に気を付けたうえで、余裕を持って外構工事を依頼することが重要です。

外構工事では、セメント・水・砂を配合したモルタルという素材が非常に多く用いられています。モルタルはその性質上、安価で使用できるうえにでデザイン性や耐久性の高い外構設備を造ることが可能であるため、非常に重宝されています。一方で、ひび割れのリスクや工期が遅れる可能性があることも考慮し、タイミングやメンテナンスに関しても意識して依頼することが大切であると理解しておく必要があります。松阪市でモルタルを使った外構工事をお考えの方は、外構工事専門店コイデまで是非お問い合わせください！