これで分かる!外構工事と造成工事の違いとは!?
2024/06/21
こんにちは!松阪市にある外構工事の専門業者、外構工事専門店コイデです!皆さんは、外構工事と似たような用語で、「造成工事」という言葉を聞いたことはありますか?外構工事に関しては、内装工事といった対義語、インテリアとエクステリアの概念から、言葉の意味は比較的分かりやすい一方で、造成工事に関しては、あまり耳にしないうえに字面からイメージもしにくいため、どのような工事を指す言葉なのかご存じない方も多いかもしれません。実は、造成工事の内容は、外構工事にも大きく関連するものになっています。そこで、本記事では、外構工事と造成工事の関連性についてご説明したあとに、具体的な工事内容についてご紹介します。
目次
造成工事=外構工事の前段階
外構工事と造成工事の関係性については、一言でいうと、外構工事をするための前段階の工事が造成工事と表現することができます。造成工事という言葉のそもそもの定義は、土地の形状や地質を整備することで、建造物や設置物の建設工事に適した基盤をつくるというものです。外構工事では、設置物を安定した環境で長く使うために、設置する土地の状態が非常に重要となります。よって、外構工事に着工する前のタイミングで、地盤を整備する造成工事が行われることが一連の流れとして成立するのです。以下では、具体的な造成工事の施工内容について、その作業が外構工事に与える影響をふまえながらご紹介します。
土地の改良
造成工事の内容として最も多いものが、設置工事を行う土地の改良に関係する工事になります。具体的な内容としては、段差や傾斜のある土地に埋め立てや切土・盛土をすることで平面に整備する工事や、セメント等の補強によって地盤を補強するなどの土壌を改良する工事がこれに該当します。この造成工事によって、外構工事で門扉やフェンス・駐車場といった大規模な設備を設置した場合でも、大雨や地震による倒壊のリスクを軽減することができ、定期的なメンテナンスで安全に利用することができるようになります。また、外構工事の規模が大がかりなものになってくると、土地の状態に関わらず基礎工事の一環としてこのような地盤改良の工事が必要になってくることもあるため、専門業者とも相談しながら忘れずに施工してもらいましょう。
排水設備の導入
外構工事に関して、水はけの良さはその工事の完成度や外構設備の耐久度に大いに影響を与える要素になります。仮に水はけが悪い土地でそのまま外構工事をしてしまうと、地盤が雨水によって緩んでしまい倒壊のリスクが高くなったり、外構設備の表面にカビやコケが繁殖し外観や耐久性、機能性の面でデメリットが生じてしまうことにつながります。そこで、造成工事で排水溝や暗渠などの排水設備を導入することで、水はけを改善し地盤や外構設備を取り巻く環境を安定させることが必要になるのです。排水設備を設置することによって機能性だけでなく美観や災害時のリスク回避につながるため、あまりメンテナンスに時間が取れないという方にこそこのような造成工事はオススメです。
擁壁の設置
外構工事では、崖や傾斜がある土地での施工が必要な場面もあり、土砂崩れによる倒壊のリスクについて充分な対策が必須となります。そこで、造成工事の一つとして、崖や段差のある部分に石材やコンクリートといった素材で「擁壁」と呼ばれる壁状の外構設備を設置することがあります。擁壁を設置することで、地盤が崩れそうになった際でも土をせき止めることができ、生命や財産を自然災害から守ることにつながります。擁壁の設置工事は外構工事に分類されることもありますが、土地の整備に深く関連する工事のため、造成工事の一種として考えられることも多いです。
まとめ
外構工事と造成工事の関係は、外構工事が建物の外側の敷地について施工するものであるのに対し、造成工事は建物や構造物を設置しても問題ないように土地を整備するものになります。造成工事の具体例としては、地質や地盤を改善する工事や、排水設備や擁壁といった自然現象への対策を施す工事が挙げられます。外構工事において、実際の土地の状態を正確に判断して、適切な造成工事によりリスクヘッジをすることは大変重要であるため、地形や地質に詳しい外構工事の業者を選びましょう。松阪市で安全な外構工事をお求めの方は、外構工事専門店コイデまで是非一度お問い合わせください!
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外構工事専門店コイデ
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電話番号 :
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