意外と便利！？外構工事で人工芝を使うメリット・デメリット

こんにちは！松阪市にある外構工事の専門業者、外構工事専門店コイデです。

皆さんは外構空間に人口芝を利用したことがありますか？人口芝は公共施設の外構空間にもよく使われる素材であるため、馴染みのある方が大多数ではないかと思います。しかし、実際に自分のお住まいに人口芝を採用するとなると、そのメリットとデメリットが分からず不安という声もよく耳にするのも事実です。そこで、本記事では、人工芝を外構工事で設置する方法についてご説明したあと、そのメリット・デメリットについて解説いたします。

人口芝の設置は、外構工事の中ではシンプルな作業だというイメージが強いかもしれません。確かに、人工芝は舗装に使われることが大半のため、複雑な積み上げ・大がかりな基礎工事が不要で、DIYでも施工が可能な素材です。しかし、人工芝の設置も他の外構工事と同様に、完成度の高い仕上がりにするためには正しい手順と施工の際のコツをおさえておく必要があります。

人口芝は、下地が整備された状態でないと十分に機能せず、地面と上手く接着できないため、長持ちしません。そこで、施工に入る前に、設置する場所の雑草や石、小さなゴミなどのものを掃除しておき、地面をなるべく平面にしておく必要があります。このタイミングで防草シートを敷いておくと、雑草の発芽を防ぐことができるため、後々のメンテナンスが楽になるためオススメです。また、設置箇所に砂や砂利等をあらかじめ敷いておき、外構工事がしやすい固い地面にしておくこともポイントです。このとき、あえて傾斜をつけておくことで、排水性を確保でき水はけが良くなります。

DIYだと何気なく人口芝を敷いてしまいがちですが、美観やメンテナンスのために注意すべきポイントがいくつかあります。例えば、人工芝はブロックごとの継ぎ目が目立ってしまうと不格好になってしまうため、サイズを合わせるためにカットしたり、専用の接着テープや接着剤を適切に使用することで頑丈に接着させるといった工夫です。また、固定する際にシワやたるみが出てしまうと、美観を損なうだけでなく、張り替えの費用が余分にかかってきてしまうこともあるため注意して施工しなければなりません。具体的には、人工芝の端の部分をU字ピンでしっかり張った状態で固定するといった作業が必要となります。なお、仕上げとして、人工芝の間にシリカサンド等の充填材となる砂を散布することで、人工芝の安定度と耐久性を確保することも多いです。

人口芝を外構工事の舗装材として導入するメリットは、その手入れのしやすさにあります。人口芝は天然の植物と異なり、芝刈りや水やりといった作業が一切不要のため、手入れに必要な手間やコストを大幅に抑えて外観のクオリティを保つことができます。また、人工芝は四季を通して枯れたりすることがなく、一年中美しい緑を楽しむことができるうえで、紫外線や雨風にも高い耐久性を有する点は魅力的です。さらに、人工芝は正しく施工ができていれば、比較的長持ちする素材であるので、外構工事のコストも頻繁には発生せず非常に経済的であるということもできます。

人口芝で外構工事をすることの主なデメリットとしては、人口素材であるため設置コストがかかり季節感の演出が難しい点が挙げられます。設置コストに関しては、人口素材ならではの接着や固定についての問題があり、工程が多くなってしまう分、工事費は天然芝に対して高くなりがちです。また、敷地内に緑を増やすだけでなく、天然の植物のような四季折々の色合いも楽しみたい方には、人工芝の比較的無機質で季節感のないデザインはミスマッチになってしまいます。舗装において施工後に張り替えをするとなると別途コストや手間がかかってしまうため注意が必要です。

外構工事で人工芝を採用することには、メンテナンスを中長期で行っていくことを考えたときにはメリットがある反面、設置費用やデザイン面においてデメリットが発生してきます。外構工事で用いられる素材に共通して言えることは、それぞれの素材のメリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自身が外構空間に何を求めるのかを明確にしてから工事を依頼することが重要であるということです。松阪市にある外構工事専門店コイデでは、人工芝をはじめとした素材についてのことも含め、外構工事に関するお困りごとやご依頼を承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください！